自主トレ、自主トレ

武術室は夏が終わるまで使えないってことで家で練習。まぁ、キントレがメインですが、技の練習も少々やりました。移動系の技がやりたくても出来ないので裏拳と逆手突きのワンツーを左右入れ替えて50回ずつ、横蹴り左右10回ずつ、回し蹴り左右10回ずつと練習。蹴りの練習が少ないのは膝の問題とただ単純に疲れるからです。


もちろん、普通に技の練習をするはずもなく、ちゃんと両手or両足に重りをつけてやっております。重りをつけて練習すると当たり前ですがはずした後軽く感じます。この軽くなる感じがたまらないんですよね。重りつけて蹴り10回やった後、はずしてから一回蹴りをやってみると蹴りがスゴーク鋭くなってるような錯覚がするわけです。俺ってスゲェと単純な頭は思い込むわけです。そしてそれが楽しいわけで、家で技練習する時は常に重りつけてます。


ただ重りつけて移動しながら技を放つと余計な負荷のせいで変なくせをつけそうなのでやってません。重りをつけて練習する時は技の形に気を配りながらゆっくりとやっております。


この練習方法は、中学校の剣道部で一回だけした練習をモデルにしてます。その練習方法とは竹刀二本をゆっくりと何回か振る。その後竹刀一本で出来るだけ速く振る。顧問の先生曰く、余計な負荷をかけてゆっくり正しく振ることで動きを制御する筋肉が鍛えられて、負荷をかけずに思いっきり振ることでスピードを出す筋肉を鍛えられるとか。まぁ、剣道部では一回しかやってないし、はっきり言って自分から練習するなんて事はなかったから効果は分からずじまいでしたが。


この練習が効果的なことを知ったのは、実は空手を始めてからでなくテニスを始めてからです。あのころの俺はサーブが定まらず(今もあんま定まってないけど)苦労してて、原因は多分フォームが毎回バラバラだからだろうと思い、疲れてもフォームを一定にしておくために重りつけて素振りをしてました。疲れると手が重くなる、だから重りつけとくと最初から疲れてるのと同じ状態になると考えたわけです。で、重りをつけて普通に素振りすると毎回素振りの軌道が余計な負荷のためバラバラになってたのでゆっくりと同じ軌道で素振りする事を心掛けた。で、そのあと重りをはずして何回か思いっきり振った…


これをした次の日はサーブ入りまくりでした( ̄ー ̄)b。まぁ続けてないから普通に練習していくうちにまたバラバラになってたんだけど、効果は明白でした。ってことで俺は今でも重りをつけて練習してます。