平等とか格差とか

格差をなくそうとかみんな平等だよって言うのはよく言われてるけど、果たしてそれによってもたらされる結果はいいことばかりなのだろうかって常々思う。特にアメリカとかは格差によって支えられている社会だと思うんだ。だって、貧しくて、教育を受けられなくて、職に困るような黒人がいないとWalmartみたいに商品をとりあえず安く売るなんて出来ないだろうし、ワッフルハウスで夜中までこき使うなんてこともできない。もし、黒人の識字率、教育レベルが白人並に上がると買い物がWalmartでしか出来なかったような貧困層の生活は崩壊するだろうな。ダウンタウンで飲みまくった後ワッフルハウスで飯とかもなくなるんだろうな〜。


世界中の国が先進国レベルに発達してみたらって考えると少し怖い。全体の教育のレベルが上がるだけ安い労働力の確保は難しくなるし、原材料の輸出で経済を担っていた国が自分で製品を作る技術を持ち出したらそれこそ原材料独り占め、製品独り占めできる。結果として物価の高騰は免れないだろな。特に原材料に乏しい日本では。


それと共にエネルギーの問題もあると思う。今の先進国が消費しているエネルギーの量を全世界の国が使ったら。一瞬で底をつくと思う。まぁ、統計的なデータとか知らないからただの感だけど。環境問題とかも余計に深刻になるんだろうな〜。


でも、格差があるからこそアメリカでは犯罪の心配が絶えない。発達していない中途半端な技術と知識で自国の経済を潤そうとしたら自然の資源を乱用することしかできなく、だから発展途上国の環境破壊とかは深刻だ。


結局、格差はほっておいても問題になるし、全くなくしても実は問題になると思う。学校の清掃員がほとんど黒人だったり、バスに乗ってる人のほとんどが黒人だったり、ファストフードに夜遅く行くたびに黒人をみかけたりするからそういう風に考えるんだろうな。


裕福だったら幸せで、貧しかったら不幸だとは言えないけど、裕福であるほうが幸せになる道が多いとは言える。お金は使い方によって、より多くのことを体験でき、より多くのことを知ることを出来るのだから。だから、貧困層に支えられている生活は、彼らのより幸せになるチャンスを自分の物にしてしまっているってことになるわけだね。酔っ払って、おなかが減った後のワッフルハウス(まぁIHOPの方が多いけど)での談笑によりもたらされる幸福感は実は他人の貧困の恩恵を受けている。そう考えると少し虚しくなるよな〜。このパソコンとかを作る原材料も、肉体労働しか選択肢がない貧しい人たちを使って採取しているんじゃないかな。


まぁ、だからといって俺は飲み後のワッフルハウスやパソコンを使うことをやめるなんてことはしないんだけどね。


ただ、格差があると言っても時代の進歩、技術の進歩によって貧困層の生活もよくはなってきてるんだよね。黒人でもテレビや車も持ってるだろう。何年か前は考えられなかった話だと思う。そう考えると技術が進歩すれば相対的に貧困層の生活水準は低いままでも、絶対的には上がるわけだ。


結局は、ちゃんと勉強して、仕事して、進歩に貢献することが格差がある社会にも幸福をもたらす一番いい手段ってわけだな。と、いいながら勉強する時間を大分削ってこんなものを書いてしまった。水曜日テストだし勉強するか(´・ω・`)。