好きな歌詞の一フレーズTOP5 ACIDMAN編

去年の秋に赤橙をiTUNESで買ってから、ヘビーローテーションで聴きまくっているACIDMAN。いまやスピッツ並みに気に入っている。音楽のタイプが全然違うのは気にしない(ノ∀`)。


ってことで好きな歌詞、その一

風に舞う色鳥 意味も無く それでも 鮮やかに 生命の音が溢れた
    ―World Symphony

これといって意味は分からないけど、これもまた浮かび上がるイメージが好き。というか鳥が好きだから「鳥」とか「飛ぶ」とか入っている歌詞は好きなんですよね。前回書いたスピッツの歌詞から思い浮かぶイメージが夕時の近所の海岸で二、三羽鳥が鳴いているっていう身近なスケールのものだとしたら、この歌詞から思い浮かぶのは真昼間のどこかのジャングルで沢山の鮮やかな色をした鳥達が飛び交っているイメージ。どちらも好き。

木漏れ日に舞う粒子達が 世界を一つ創り出した 透明な迷路を超えて イコールで繋ぐ
    ―イコール

「木漏れ日に舞う粒子」って時点で頭の中でカッコイイイメージが思い浮かぶんだけど「透明な迷路を超えて イコールで繋ぐ」ってところにやられた。色々複雑な世の中を単純にイコールで繋いでしまうってところがデカイ、と俺は思う。

赤い煉瓦をそっと積み上げて もう一度魔法をかけてみる 幼さ故の過ちなど これで消える
    ―赤橙

ACIDMANを好きになったきっかけの曲。こっちは「幼さ故の過ちなど これで消える」ってフレーズにやられました。この曲はJasonも好きなんだが歌詞を訳してあげた時の反応はワケワカランだけだったな。こんなにいい歌詞はないと思うのに(どういいかは説明できんのだが)。やっぱ、訳すとこの歌詞が映し出すイメージっていうのが崩れるのかな。


んで、こちら

今 光の中 溢れ出す意志の その一滴が 花咲かすのだろう
    ―ある証明

これは単純にカッコイイといいと思う。というかこの歌詞聴くとやる気が出る。


似たような理由で好きなのが

声が聞こえる 名もなき声が 立ちすくむなと 灯る火は高く
―ドライドアウト

最後二つはすごい力強い歌詞だと思うし、実際の曲ともよくあっててイイ(・∀・)。


スピッツと比べると歌詞の意味がよく分からない点では似ていると思うけど、力強さというかイメージのスケールのでかさという点では全然違う。スピッツは身近で優しく、ACIDMANは大きく力強い。どっちの方が好きだというわけでもなくどちらもとても好きである。でも、やっぱ、スピッツの方が長く聴き込んでいるから一番好きなアーティストはいまだスピッツだな。