好きな歌詞の一フレーズTOP5 スピッツ編
特にこれをしようと思った理由もないのですが、特にネタもないので好きな歌詞でも並べてみます。ってことでまずは俺の一番好きなスピッツから。ちなみに他にも好きな歌詞はたくさんあるし、TOP5と言っても順位はつけてないので、あしからず(決められないんだよ(´・ω・`))。
ってことでまずはこれ
海鳥の声を背に 桃色の空を見る 何一つ 残さずに飛びたい
― 甘ったれクリーチャー
何が言いたいかは分からないが、思い浮かぶイメージが好きなのである。夕時の鳥が飛び交う海に向かって何か一大決心をしてる人の姿が思い浮かぶ、そんな歌詞。いい感じじゃない?
そしてイメージといえばミリオンヒット達成した曲から
片隅に捨てられて 呼吸をやめない猫も どこか似ている 抱き上げて 無理やりに頬よせるよ
― ロビンソン
この歌詞がくれる、優しげで悲しげなイメージが好きである。捨て猫を抱き上げるだけである程度イメージが出てるんだけど、「どこか似ている」のに頬をよせるとき「無理やり」になってしまうところが悲しげなイメージを強めていると思う。
次は
めまいがするくらい 慎重に歩いてみたが変わんねー 逃げ出す術ばっか 考えた そんな自分がキライで 楽しいことないかいな ありそうだ
― ミカンズのテーマ
消極的に生きるより積極的に楽しいほうを求めるほうがよい、と言いたいわけだと思うけど、楽しいことが「ある」と言わずに「ありそうだ」と言ってるところが好き。消極的な自分を捨てて積極的になる決心を言ってるわけでなく、なんか楽しいことがありそうだからちょっと積極的になってみようかなっていう微妙なところがスピッツらしくてイイ(・∀・)
そしてこちら
鉄の扉 こじ開けたら 僕を変える何かがあると聞いた
― 胸に咲いた黄色い花
これも、「鉄の扉をこじ開ける」なんて強い言葉を使ってはいるが、上の歌詞のように決心というよりはこじ開けてみたいなーって感じがある。やはりスピッツの歌詞の真髄はこういう曖昧さとか優しさでしょう。
で、ラスト
穴のあいた長ぐつで水たまりふんづけて 涙が出るほど笑いころげたい
― うめぼし
スピッツの歌詞のもう一つの真髄、それは身近さ。バカなことをして思いっきり笑いたい。しかも、涙が出るほど。スケールは小さく、すごい身近なことだけど何か深い意味がありそう。だけど何がいいたいかは分からない(´・ω・`)。
スピッツって歌詞の意味やイメージがボンヤリしてるのが多いと思う。しかし、そのはっきりとしないところがスピッツのいいところなのである。次回、ACIDMAN。