千切りキャベツの一考察

なるべく飯を低糖質にしようと心がけている今日この頃。腹を膨らますのに重宝しているのが千切りキャベツです。


肉とか炒めたら必ず千切りキャベツをつけてるし、ちょっとしんなりさせてツナ缶と混ぜても美味い。


という具合で千切りキャベツをほとんど毎日食っている状態なんですが、ふと頭に浮かんだのがね、千切りキャベツってもしかして日本特有なんじゃない?ってことです。日本で定食とか頼むとトンカツとか唐揚とか油っぽい料理にに普通に何気なくついてきて食っている千切りキャベツ。しかし、油っぽいメキシカンもイタリアンも中華もアメリカンには千切りキャベツなんてついてきません。合わないってのがあるんでしょうけどなんかすごくない?


だって、キャベツを千切りにするなんてすっごくシンプルで誰でも思いつきそうなのに日本でしかやってないんですよ。しかもキャベツって元々日本にあった素材じゃないし。油っぽいものにさっぱりした千切りキャベツをつけるという発想は日本で始めて生まれたってことですよね。世界に広まってないってことは千切りキャベツがサッパリしててイイってのは日本人的感覚なのかも知れんけど、意外なところで日本人特有ってものがあるなと一人で考えてました。


でも、もっと考えてみれば千切り自体日本特有じゃない?大根サラダ、ごぼうサラダとか千切りばっかりだし。それに比べれば他の所の料理で千切りって全く見ない。中華に少しありそうな気がするけど西洋料理ではまったく思い浮かばん。なんでだろうね?日本人以外は不器用なので細く切れないんじゃ、とも考えたけどみじん切りは普通に他の国でもやってるしな〜。


もう一つ食関係で日本人特有というか誰でも案外思いつきそうなのに日本人しかやってないっていうと海草を食べることですよね。俺が知ってる料理で日本食以外で海草を使う物ってないし。でも海草なんて海さえあればどこにもある。同じ島国のイギリスも海草を使う料理とかはない。東南アジアの料理も海草をつかうなんてない。というか大抵外国人の前で海草食べるって言ったらええ〜って顔される。


キリストが生まれてから2006年間経っていても海草を食べたり千切りしたりするのは日本人だけってのはなんかすごい特別な感じがしたんですよね。だって、何度もいうけど本当に誰でも思いつきそうなんだもんな。しかし日本だけ。だから何って感じですが…