『』バトン

テネシー旅行は長くなるのでまた明日更新。アンテナであがってたシンヤさんのバトンをするんですが、俺へのお題は『細菌』らしいですがね…まだ、細菌に思い入れがあるほどこの世界に入ってませんよ(´・ω・`)でもとりあえずがんばって答えたいと思います。


本棚またはPCに入っている『細菌』
Staphylococcus Aureus, Staphylococcus Epidermisなどなど、俺の皮膚にもあなたの皮膚にも細菌は沢山いるのです。多分あなたが触っているPCや本にも付着しているでしょう。もちろん、PCは水分、栄養素がないので細菌は繁殖できませんが、外で拾ってきた細菌の種類によっては紙の繊維を栄養素と出来る細菌がいるかもしれません。というかそういう細菌発見して、遺伝子加工で工業的に応用が利くようにしたらごみ処理が格段に楽になる予感。


今妄想している『細菌』
何個かあるな

二酸化炭素を高い効率でメタンガスにかえることの出来る細菌。メタン燃やしてエネルギー作る、出来た二酸化炭素を細菌でメタンガスにリサイクル。エネルギーが安くなる。


水銀とか鉛とかをエネルギー源として生きる細菌、そしてその際それらの金属を沈殿させること。そんな細菌がいたら工業汚水の中に入れて水銀とか鉛とか危険な金属を沈殿させ、沈殿物を取り除いて綺麗な水を環境に戻すなんてことが出来るじゃない。


工場の煙突で生き残れる硫化水素を電子ドナーとして使う細菌。排気ガスの中にある硫黄を排気ガスが工場外に出るまでに細菌たちに取り除いてもらえば空気が綺麗になるはずさ。


現在、そんな都合のいい細菌たちは発見されてません。最初のやつと二番目のやつはエネルギー学上存在しえるかどうかも怪しいです。


最初に出会った『細菌』
人間、子宮にいるとき、細菌はまったくついてません。しかし母親の胎内から出る際に膣内に生息する細菌と出会い、それが体の中で繁殖し始めます。さて、女性の膣内に生息する細菌とは…Lactobacilli spp.でございます。乳糖を分解してくれる人間の味方。ちなみにヨーグルトなどに入っている善玉菌でございます。ちなみにsppとは種類全般という意味ね。


ってわけで俺が最初に出会った細菌はスーパーのヨーグルトに生息中です。


特別な思い入れのある『細菌』
Acidothiobacillus ferrodoxians
なぜ、細菌学か?それは、俺が特別な性質を持つ細菌を使うことによって環境に最小限のダメージで現在の文明を維持できると思うわけで、そう思うようになったきっかけはバクテリアによる金属採取、通称バイオマイニング。


金属というのは限りある資源でございまして、このまま消費し続けるといづれなくなります。なくなるというのは消滅するというわけでなく人間が使える鉄がなくなるという意味です。で、金属というのは鉱石から取り出すわけですが、金属が取り出しやすい鉱石というのはだんだん希少になってきてるんですね。要はほとんどもう使われてしまったわけです。


で、金属が取り出しにくい鉱石から金属を取り出すのにかかるエネルギーというのは半端ない。エネルギーを使うというのは環境にいいわけがない。しかし、金属は生産しないと文明は維持できない。ではどうするか?そこでこの細菌と、他の細菌を使い、あまりエネルギーを使わず、安く簡単に質の悪い鉱石から金属を抽出することが出来ることが判明して、かなり実用化されてます。


細菌には色んな種類がいてこんな応用も利く、というのが俺に細菌学という科目を選ばせたわけで、やっぱ一番思いいれがあるとすればこいつでしょう。


なんか思い入れがないといいながらかなり語ってしまったような。とりあえずだ、授業中寝てるとか、授業飛ばしてるとか、飲みすぎて吐いただとか、そんなことばかり書いてますが、これを見ていただけると分かりますとおり、


勉強すべきところはちゃんと勉強し


てます


…(`・ω・´)b
って、ことで父さん、母さん、安心しておくれ(いや、別に文句言われたわけじゃないんですがね)。