行き詰るペーパー

えー、ただいまEnglishのペーパーを書いてます。正直日記なんて書いてる場合じゃありません。それでも書くのはまだ何が書きたいのかよくわからないからこれ書いてるうちにアイデアが出るかもしれないという根拠のない願望のためなんだけどね


今回書こうと思ってるペーパーはマルコムXという黒人解放運動の指導者についてであります。この指導者さん、「自衛のためなら暴力をつかってもかまわない」「我が正義を達成するためならどんな手段でも使う」なんてことを言う過激派なんですよ。さすがイスラム教だなって感じがします。といっても自衛のための暴力は俺はなっとくできるんですけどね。だって空手習ってますから。


で、正義を達成するための暴力。これが疑問をもつところですよね。所詮正義なんて主観なわけで、一人の正義はもう一人の悪になることもあるわけですから。彼が闘っていた悪、人種差別でさえも彼の時代を生きる白人の一部はそれを正しいこと、または自然の摂理と考えてたわけですからね。でも俺の主観からすれば彼の謳う「人種差別に対する暴力」というのは正義ですがね。彼のいう「非暴力を訴える人間はただ単に人種差別に対する解答を遅らせているだけだ」なんて考え方も俺はなっとく出来ます。


英語の論文(英語じゃなくもか)というのはいかに相手(読み手)を自分の意見に納得させるかが大事なわけです。俺の意見は「マルコムさんは正義であり、彼の言い分は正しい」ということでそれを読み手に納得させなければなりません。ってことでそれ路線でリサーチを始めたわけです。


マルコムさんの発言集とか自伝とかをあさっていきますと、「暴力を厭わない」とか「人は彼を過激派と呼ぶ」なんて文章が多数出てくるわけですが。なんでか知らんけど


「過激派」であるマルコムさんが起こ


した事件なんて一つも書かれて


ないんですよ


…(´゜Д゜`)
このマルコムさん、若いころはコカインなんかやってましたが、指導者になってから刑務所に入れられた経験はないんですよね。


どこが過激派なんだろう?


だってさ、彼が暴徒を指導して白人集団を襲撃したとかもないしさ、はっきり言って過激なのは発言だけなんですよ。もちろんそんな発言が他の黒人さんたちをその気にさせて暴力的にしたとかもいえるかもしれないけど彼の登場によって黒人による事件が多くなったというデータが存在しない


俺はマルコムさんの言う暴力は正しい暴力(まぁ言い方はスゲー悪いですけど)というのを証明するに際し、彼の起こした暴力事件がどう差別社会を変えていったかを読み手に教えるのは必要不可欠だと思ってたんですがそれができないんですよね…


ってことでただいま論文作成はまったく進行しておりません♪



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