日記の魔力 その参 - 日記とブログ

日記に感想を書くな、肯定的なことを書け、時間、場所は正確に記せ、細部まで書きなさい。感想を書かなかったり肯定的なことを書くのは日記を長続きさせるためである。感想を書こうとすれば印象に残ったことしか書かない、毎日そんな印象に残るようなことがあるわけないので次第に続かなくなる。肯定的なことを書くのはもちろんプラスな気持ちでやった方がマイナスの気持ちより長く続くからである。

細部、時間、場所は自己分析のために使う。ふと読み返したときに細部や時間が書かれていると自分の習慣がよくわかり自己を修正しやすくなるのである。

一番大事なのは自分が一日にしたことをそのままきちんと記録することである。そうすることで自分を客観的に見ることができるようになる。


ってことが「日記の魔力」に書いてありました。俺は全て正論だと思います。ちゃんと一日にしたことを出来るだけ詳しく記録しておけば自分を分析するのは格段に簡単になる。余計な感想を入れると主観になりかねませんからね。


では、俺のこれからの日記はただ一日に起きたことを書き連ねるものになるのか?もちろん


NOです。


日記の魔力に書いてあることは全て正論で、それを実践すれば俺が人生を楽しむのに役立つとしてもブログに一日に起きたことを感想も書き連ねるなどできません。


なんでかって?


日記は自分一人で読むもの、ブログは多かれ少なかれ他の人も読むからです。


俺はブログというのは他人に読んでもらいたいから書くものだと思うんですよね。こんな生活してる人がいる、こんな考え方をする人がいる。そういうことを他人に知ってもらいたい。ってな感じです。コメントを見に毎朝自分の日記をチェックするのも誰かが読んでくれているという確証を得るためですし。

人に読んでもらうんだから面白くしたい。ただ客観的に書くだけでなく主観も混ぜてネタにしたい。俺はそう思うわけです。はっきり言ってものすごく遅かったり早かったりしない限り俺の起床時間なんかを面白いと思う人はいないでしょう。己を分析するに当たって起床時間は重要ですが話のネタには全くならないのです(あ、全くって事もないか)。だからブログでは面白いな、人に読んでもらいたいなと思う出来事を取捨選択し自分の考えを伝えるために感想を書くべき、と俺は思うんですよね。


じゃ、「日記の魔力」を読んでも俺は何もしないのかって言ったらそれも違うんですよね。行動日記をつけるメリットが多いのは理解できたから、「行動日記をつけてそこからネタに出来そうなものをブログに載せる」これでオールOK。めんどくさいけど試す価値ありということで。

次回:その肆-「日記の魔力」を読んでオレ流学問に思うところ…