小さな一歩

昨日、実はまたキャリアセンターに行ってアドバイザーに色々と大学院探しを手伝ってもらってた。インターネットで教授を探し、片っ端から電話をかけてもらう(情けない)。で、ほとんどの方が留守電なわけですが、一人対応してくれた人がいたわけで。そしてその人は名前云々あげるより俺と直接話したいと。そりゃそうだ。代理人なんて一生徒が持つもんじゃありません。しかし、目上と話すのは苦手というか怖いというか。しかし、ここが踏ん張り所だ俺。

君の夢が♪叶うのは♪誰かのおかげじゃないぜ♪
the Pillows「Funny Bunny」

そう、自分の将来を切り開くのは自分自身である。今は情けなくアドバイザーにやってもらっていても、これは自分自身のことである。ってことで今日3時に電話する約束をしてとりあえず昨日のキャリアアドバイズメントは終わり。


いやー、たかが電話なのだが。なんでこんなにかける前から緊張するかな〜。っていうか話がしたいって言っても何話せばいいのかな〜と思いながらあたって砕けろで電話をかける…


留守電


…orz
やっぱそうですか。自分の学校の生徒でもない人間の約束なんてやはり優先度0ですか。なんかそんなもんだよな〜世の中。ISLへの寄付を集める仕事をしてても大抵は電話返してこねーし。しかし、今回ばかりは自分のためである。メッセージを残すのが嫌いな俺でもちゃんと電話しなおしてくださいと留守電残した。こういうことは一般常識なんだけど、何せ本来、内向的でもし入試をしないでいいからという理由でアメリカに一人で渡るということを選ばなければ、多分今も家にいて、親任せで自分では何もできない人間だったであろう俺である、そんな常識は知ってても行動に移せない。というかメッセージ残しても返してこなかったら…俺終わったな、なんて考えてしまうのだ。しかし、今回はきちっとやってよかった。だって電話返してくれたのだから。


会話のほうは教授なんだから多分きちっと具体的な質問しないと悪いだろうなと思って色々下調べしてことを少ししゃべってみると…


そんなことはどうでもいいけどと言


われた


…(´・ω・`)
代わって向こうから俺についていろんな質問をダダダっと並べられ、その上で今後どうすればいいかとかいろんなアドバイスをしてくれた。他に似たような研究をしている人の名前も教えてくれたし、日本にいる研究者(今は官僚)も教えてくれた。俺の質問にもきちんと答えてくれたし優しい人でありました。


しかし、一番嬉しかったのはこの人は俺の下調べをどうでもいいと言ってくれて俺のことについて質問をしてくれたことである。この人は俺が今何も知らないということを見抜いて一から対応してくれた。それがすごい助かった。下調べからの質問でなくて会話の中で質問を考え付くことができたし、自分にとっては有意義な30分だったと思う。


夏はもうすぐ終わる。大学生として最後の一年が始まる。将来は分からない、計画通りにいくとも限らない。しかし前に進むのさ〜。


でも、まだ知らない人と話すのは怖いのであります(´・ω・`)。