パスポート更新その弐

昨日は異様に疲れていたので、書きませんでしたが、パスポートを更新しにいった時に色々あったので、今日それを書きます。


まずはアトランタに行く前にHiroが働くゲームストップというところにいく。Hiroは今年で卒業、そして実はなんとまだUGAフットボールゲームに一度も行ったことがない。ってことで、明日彼が働く時間をフットボールゲームがやってない時間にして、Chrisitineと一緒に最初で最後のフットボールゲームを見に行こうと考えてたんですね。Hiroはチケットを持ってませんが、Christineの友達のKeraという子が二枚持ってたらしいので、彼女から手に入れる予定でした。


無事、働く時間のシフト完了。おかげで3時半から9時半まで6時間ノンストップのハードスケジュールになったらしいのですが、最初で最後のフットボールには代えられない。そしてHiroが意気揚々とChristineに「Keraからチケットを買い取るから彼女に伝えといて」と電話…


なんとKeraはもうチケットを他の誰


かに売ってしまった


…(´゜Д゜`)
うん、その後のHiroの落ち込みようといったら…車内には気まずい沈黙。こういうときには何か明るい話題で場を和ませるのがベストですが、いかんせん俺の話題の引き出しはただでさえ乏しいのに気まずい雰囲気のせいで更に何を話せばいいか分からなくなりますね。まぁ、下手なこと喋るよりは黙っていた方がいいなと思って黙っていました


しかし、そこはHiro、道中1時間も黙ってるはずもなく普通に色々話しながら領事館に到着。領事館の係りの方からは昨日はパスポートを取りにくる人が多いから早めに来てくださいといわれてたんです。とりあえず、二時ぐらいに行くと伝えていたわけですが…


領事館に着いたのは四時


…(´・ω・`)まぁ、学生には色々事情がってことで
四時といえば閉館一時間前、「早めに来る」からは程遠い領事館へのご到着。スンゲー人が込み合ってるんだろうな〜、多分1時間ぐらいかかるんじゃないか、とか考えながら領事館に入る…


騙したな、旅券係さん


…(´゜Д゜`)
この時間旅券を取りに来てたのは俺一人、それ以外はHiroと暇そうにブラブラしてる警備のオッちゃんのみ。ちょっと旅券係の「人が多い」の基準を疑いましたね。


なにはともあれ、ちゃんとパスポートを渡してもらえることに。「はい、こちら$93.45になります♪」


金のことすっかり忘れてた


…(ーー;;
「カードで払えますか?」「いいえ、キャッシュだけですね」
「じゃあ、ATMは近くにありますか?」「一階にあります」
なんか日本語の授業に使えそうな極めてシンプルなダイアログですね。ってことでエレベーターへ直行。一階ボタンを押し、ドアが自動的に閉まるまで待てないのでDoor Closeをプッシュ…


ジリリリリ



しまった、間違えて一つしたの緊急


事態ボタンを押してしまった


…(´゜Д゜`)
頭の中はパニック状態。「今、アトランタ消防署に電話してます♪」とか余計な事すんな、このエレベータが、と思いながらとりあえずなんとかならないかと思いエレベーターのボタンを一通り眺める。そして見つけました、「Call Cancel」ボタン。とりあえず押す…変化なし。もういっちょ押す…変化なし。こうなったらやけくそで押す!押す!押す!


変化なし



なんでやねん!!!


…(´゜Д゜`)
ちゃんとCall Cancelを押してるのに…さてはこのエレベーターは詐欺師か?そしてあたふたしてる間になんと「アトランタ消防署ですが何かお困りでしょうか?」と言う声が。しかし、同時にエレベーターが一階に着き、ドアが開く。


もちろん、なにも言わず逃げ出しま


した♪


…( ̄ー ̄)
いやーしかし、本当に焦った。お金を引き出してからまたエレベーターで領事館のある階まで上がらなきゃならんかったんですが、怖かったのでドアが自動的にしまるまで待ちました。


何はともあれパスポートは無事にゲット。その後はトマトで日本食を買いあさり、カッパエビセンを食べながらまったり帰りました。